『おぼっちゃまくん』第一話40pのわしのペン入れが
完了した。あとはスタッフに任せる。
明日からは「SAPIO」『大東亜論』のシナリオ及びコンテに
取り掛かる。
いよいよわしがオリンピックの話をしよう。
今年はリオの選手村で35万個とか、45万個とも言われる
コンドームが配られたという。
芝生やら建物の陰でやりまくりらしい。
やっぱり肉体を極限まで使う男女のストレスや解放感は
相当のものなのだろう。
古代ローマの風刺詩人ユウェナリスは
「健全なる魂は健全なる肉体に宿れかし」と言ったが、
「かし」は願望の終助詞であり、「宿ればいいのだがなあ」
という意味になる。
健全なる魂は貧弱な肉体にも、障害者の肉体にも宿って
いるから、安心してよい。
せっかく健全なる肉体を持ちながら、不健全な魂が宿る
ことが多いから、古代ローマの時代から、詩人は溜息を
つきながら嘆いたのだろう。
しかし子供が憧れの目で見ているオリンピックの実態が
乱脈の性欲村というのは、なんとも悲しい現実である。
そしてここから類推できることは、戦時中の兵士だって
死を常に眼前に意識して肉体を酷使するのだから、
性欲の高まりも尋常ではなかっただろう。
慰安婦というシステムを作ったのは、コンドームを
配っているのと同じことだ。
東京五輪では左翼はコンドームを配るなという運動を
起こすだろうか?
まあ、見てみぬふりをするだろう。
それが正しい態度なのである。